ご無沙汰しております。

またいきなり更新して勝手なことを書き連ねさせていただきます。。。お赦しください。

さて、前回のポストからかなり時間が経ってしまいました。
月1回くらい駄文書かせていただけたらなーなんて思っているのですが。なかなか日々忙殺され、、今に至る・・・そんな感じです。

GTD(i.e.やらなければならないリスト)
とにらめっこしながら日々奮戦しております。

髪は女の命!と耳馴染みの言葉ですが。まさにその通りですよね。
美しい髪の女は美しい。なにか高貴なものを感じます。

小生も最近、髪を伸ばしており、今まで髪型はもちろん「髪」なんて気にしたこともほとんどなかったのですが(おっと美容室のブログで書くことではないですね・・・)
髪が伸びてくるとやはり「髪」に意識が向いてくるといいますか、、、
ヘアスタイル気にしだすようになりました。あとはいい年なので、、この髪いつまであるんだろうか?などといった少々の不安も感じるようになりました。笑

何が言いたいのかとと言いますと、ヘアスタイルを楽しめる(これは面倒な意味でもあります)のは
とっても生活(ひいては人生)を楽しく豊かにすることだなと痛感している最中なのです。

と、長い前置きはこの辺にさせていただいて、今回のポストの内容は最近「感じた」映画です。

シリアのコバニ(という地名です)がイスラム過激派イスラム国i.e.ISにより破壊され復興・再生のために若い女性がラジオ局を開設、そしてラジオを通して熱いメッセージを伝えるドキュメンタリーです。

映画の名は「ラジオ・コバニ
実は私、渋谷UPLINKにハリーディーンスタントンの映画「LUCKY」を見に行ったのですが、急遽用事が入り、見れなくなってしまったのです。が、
せっかくならUPLINKで他にやっている映画を観ようかといういわゆる「レーベル買い」的な鑑賞をしてきました。
そんなわけで全く映画に予備知識なく、そのPOPな映画告知チラシやタイトルからキャッチーなものを想像していたのですが、、、

全く違いました。

映画の冒頭で破壊された街(徹底的に)の中で生きる人々

がれきに埋もれたおぞましい数、そしておぞましい形に変形してしまった「屍体」をシャベルや重機で掘り返し埋葬。
この凄惨な作業を見守る子供。とんだグロ映像のオンパレードで
観るのを中断してしまおうかと思いました。。。

ラジオ番組「おはようコバニ」のDJディロバン・キコは
「戦争に勝者も敗者もありません。みんな敗者です。」と

兵士に女性が多いのにも驚きです。目を覆いたくなる戦闘シーンもカメラに収められています。

ISの戦闘員が捕虜となり、尋問される場面で
戦闘員が「家族がいるんだ。家に帰りたい」「家族に私がここにいることを伝えてほしい」と訴える場面。
ISの戦闘員たちも、様々な事情で戦争に巻き込まれた、同じ人間の一人なんだなと。。。

コバニは戦闘が終わり人々が戻ってきていますが、再建は簡単なものではありません。
ディロバン・キコは「私は人を信じ、生きることをあきらめません」
「コバニに入る時は思い出して。この地は私の友達の血で覆われています

まぁーディロバン・キコが何て魅力的な女性なこと!!
そして結婚の晴れの舞台もドキュメントされています。(多分・・・別人かも?ちょっとわかりづらいドキュメンタリーでこの辺は不明)

でもラジオの放送中に爆撃があったり、、、まだまだ平和が訪れたわけではないようです。

実はこの映画を観るまで(実は見てからもかもしれませんが)あまり中東情勢に興味があったわけでもなく
どのような状況や紛争があるのか全く分かっていませんでした。

信念と正義は人それぞれ尺度が違って相対的なものなんだなと改めて痛感いたしました。
拙ブログでも何度か書いてますが、、、グローバリゼーションではなく「ローカリゼーション」
人は大きなものには帰属できない(帰属意識がわかない)極端なグローバリゼーションは大きな揺り起こしがある。
と、何で見聞したか失念しましたが、この言葉がよぎりました。

ただ、シリアが平和になることを心より祈っております。

渋谷アップリンク!カフェが併設されていてとってもアカデミックな雰囲気!
お客さんもどことなく知的な雰囲気がしました。。私はビア飲んでグデグデです。

Marvin Gaye - What's Going On