【概要】
5月30日にスケートボードで転倒して肘を痛め
6月5日にスケートボードで転倒して手をついてしまい、それが決定打となり骨折してしまいました。

その治療経過を記します。



【まとめ】
スケートパークでスケボーしてて、転倒。近くの整形外科で診療を受ける。
ひとまずレントゲン+MRI
その結果が出ないうちに、またスケボーしてしまい、完全骨折
骨折の内容は「肘頭骨折」

治療は施術によりプレート(釘のようなもの)を骨打ち込み、ワイヤーでちぎれた骨を固定。
今回プレートは2本。
全治3ヶ月程度

シーネ(固定具)が取れるまで、術後なんと一週間!
ただし痛くてほとんど動かせない

以後、普通の生活?を送りながら
週1回の通院で経過観察(現在は月1回)
約一年後、プレートを取り去る手術を行う予定

再度海に入れるように(入ってみた)なるまで59日
スケボーするまで59日その59日間をここに記す。
(実際のところ担当医よりOKが出るまでは96日間かかった!)

治療費用は住友生命とJA共済を利用。
なんだか骨折して治療費以上に保険金がもらえた。

これに気を良くしてさらに追加保険に加入(←保険会社の思うつぼ)

【経過】
5月30日(木)
(骨折1回目)
友人とAIRMANスケートパークで滑走中に大きなボウルから落下。左肘から落ちてしまい、激痛。
この日はこれでお開きとする。(プロテクターは装着)
その夜、あまりの痛さで眠ることができず。。
しばらくスケボーもサーフィンもできないことを悟る

5月31日(金)
近所の整形外科受診。
レントゲン撮られて明らかな骨折?は認められないが細かい骨折があるようなので
MRIを撮影するらしい。
やだなー
シーネ(固定具)で左腕をしっかりと固められる。
しっかり固定されたせいか?夜はしっかり眠れた

6月1日(土)
近所の整形外科で指定された新潟駅南のクリニックでMRI撮影
同日に撮影データを整形外科に届ける
午後から友人との会食。

6日2日(日)
痛みが大きく引いた感あり。(悪いとは思いましたが)夜からはシーネを外して生活始める
風呂に入れる幸せを噛みしめる

6月5日(水)
痛みはあるもののこのままなら、、、海に入れるようになるのは近いと感じ
会社の退社時に近所でスケボー
あろうことか軽くショービットしたごときで転んでしまい、怪我してる左手をついてしまう。
グキッという音とともに激痛!!

あちゃーやってしまったー!
せっかくよくなってきたのに!!
肘から変なところが飛び出てるし あー!なんかまずいかも・・・
早めに帰って早めに就寝
でも痛くて眠れないのよねー。。。

6月6日(木)
整形外科の予約日。シーネをはすした事、そして再度転んでしまった事で大変怒られる。
そして、完全に骨折は間違いないだろうとのことで、手の外科研究所の紹介状をもらう。

夜に田中さんに髪を切ってもらう。居酒屋笑太に行く。
いいお店だった。

6月7日(金)
手の外科研究所受診
諸々の手続きをして再度レントゲン・CT撮り直しする。
すると、完全に肘の関節部分の骨折が判明
レントゲンの画像で素人でも確認できるくらい折れてた(完全に離れていた)

担当した医師より即手術が言い渡される。
簡単な手術かと構えていたらなんと入院が必要であることを知る。

そのため、ちょうどその時仕事が詰まっていたので、少しでも延長できないかと相談したけど
「事態が事態ですから・・・」
と即入院を勧められ、あれよあれよという間にスケジュールが決まっていく。。。
この日は、採血をして、入院の説明・注意事項など聞いて終了・・

6日10日(月)
いよいよ入院。
入院の前に美味しいもの食べたくて東区の「新海」なる海鮮食堂で食事。
美味しかった。

いざ!手の外科研究所に。
諸々の手続きと検査などあり、意外と退屈しないまま19時すぎになる。
入院費用をケチったのでテレビなしの病室。

とはいえ、退屈しのぎで本をたくさん持ってきていたし、
Macbook持ち込み、仕事も普通にしていた。
持ってきた本「仮病の見抜き方」は完読。
トーマス・マンの「魔の山」を読み始める。

 

知人の女の子がLINEくれる。なんかほんとうにありがたい。
そしてDJ Gossy氏もメッセージをくれた。なんだか泣きそう!

 

夕食(外科だからなのか?結構しょっぱいしっかりした味付けの食事が出てきた)
食べて、その後何もすることないのでひたすら読書して就寝。
でも同室の人のいびきがすごくてなかなか寝付けない・・・

6日11日(火)
割とよく眠れて6時すぎに起床。
既に楽しみが食事しかなくなり、読書しながら朝ごはんを待つ。

 

8時朝食。うまいうまい。

食事後少しして、

 

なんと点滴をもう打つんだそう。
そしてその点滴が・・・痛いー!結構まじで痛い。

まんじりとしながら昼になり
昼食。なんと焼き野菜が乗ったオシャレカレー!うまいうまい

 

そしてオンタイムで手術の準備が進んでいく・・・

手術名は「観血的肘関節授動術」
観血的=出血を伴う処置のこと。おおお、、恐ろしい・・・

だんだんと手術の時間が近づくにつれて、猛烈な恐怖に襲われる
施術用のガウンに着替えて施術の時間を待つ。

このまま時間が来なくければいいと思うのと同時に、
あと数時間後の自分は耐えてこの世にいるのか?

いるのならそれはそれで不思議な感覚だなあと。。。

そして手術は、物凄い物々しい中で進んでいく、、、
看護婦さんが手術室の外と前で物々しい様子で入れ替わる。
まるでブラーのアルバムジャケット

 

超絶緊張の中麻酔、、、麻酔はフルサイズで入れてないようで、麻酔のかかりが時間かかって少し不安になる。
そして手術は・・・

もう思い出したくないほど精神的にやられた。

手術の手の部分にシートかけられ、視界は遮られているので、何してるかわからないのと、ドクター2名が試行錯誤しながら行ってる感じが超絶不安。
トントンカンカン・ギュイーンとなんか工作してるみたい。その振動が腕を通じて(腕の感覚はないが)胴体に伝わってくる。

悪魔のような2.5時間が終わって、手術室を出る際に看護婦さんの入れ替わるタイミングで
外(病室側)の看護婦さんに伝えている内容がかなり物々しく(通常より太いワイヤーを2本入れています。とか)
意識も体も問題なさそうなんだけど、車椅子で病室まで戻る。

横になっていてもまだいまいち落ち着かず
なんとか正気を取り戻したいので「魔の山」をデイルーム(という広い共有スペース)で読みながら過ごし
18時、お楽しみの夕食。うまいうまい
(写真なし。。。)

その後、19時頃になっても、まだ腕は麻酔が効いててぶらんぶらん。
自分のものになってない。
やっと20時すぎに手の感覚戻ってきて寝始めたら痛くなってきた。。。
そしてせっかく眠れたのに、同室のおっさんの鬼のように煩いいびきで強制的に目覚めさせられる。。。

6日12日(水)
痛さに耐えてうとうとした朝
やっと朝食の時間になって待ち望んだ鎮痛剤が飲める。。。
でもせっかく楽しみにしていた朝食もあまりの痛さで半分残してしまう。

(あまりの痛さで、写真など撮影する余裕なし!)


鎮痛剤飲んで朝の先生の処置。術後の経過は問題なさそう。
なんとなくこの状態の腕にも少し慣れてくる。なんとかやっていけそうかも

そしてまたうとうと。。。

仕事のメールが立て込んでいたのでデイルームでひたすら処理して
昼食食べて、もろもろ支度する。
15時の会議(zoom)も無事に済んで17時には退院
手術費用・入院費用、まだ算出できない(肘に入れた部材の価格がまだ決定していない)ため支払いしないで退院となる。

帰って、荷物片付けて久しぶり(でもないけど)自宅でのんびり。
久しぶりの風呂(シャワーだけど)入れる幸せ。
その後さっさと寝てしまう。

6日13日(木)
朝、日課の猛犬(愛犬)の散歩に出かけるも、あまりに肘が痛くて途中でリタイア

6日14日(金)
朝、日課の猛犬(愛犬)の散歩に出かける。すでに今朝は腕の痛みはさほどなく無事に散歩完了

6日19日(水)
手の外科研究所で退院後、初の定期検診。
骨はずれていないようで
なんとすでにシーネ(固定)が外れる!
もちろんまだ運動はできないし動かせないけど包帯だけになってかなり身軽に。
このところ暑かったので、、すごく助かる
保険会社(住友生命)に提出用の手術の書類をもらう5,500円ー
手術費用は96,000円。意外と?安い?少し高い旅館に2泊した感じ??

6日26日(水)
手の外科研究所定期検診。
経過良好
抜糸を行う。麻酔とかかけるのかな?と思ったら診察のその場でチクチク抜糸。
でもさほど痛くなかった。
その後に、リハビリしたんだけど、あまり腕を動かすと傷口が開きそうで怖い。

6日30日(日)
五十嵐浜のビーチクリーンに行く。
怪我してたのもあるんだけど、誰からも誘われなかったのが寂しい。。。
参加してたのを他サーファーにびっくりされたりもした。

7日3日(水)
手の外科研究所定期検診。
経過良好なため診察3分。
あとはリハビリ。
でも痛い。前より悪くなった気が・・・
住友生命の保険金165,000円入ってた。ありがたい。。。

7日10日(水)
手の外科研究所定期検診。
待たされるので、文庫本「深夜特急」を読む。本が面白くて待ってる間があっと言う間だった。
週ごとの検診は終了し、次からは1ヶ月後ごとの経過観察。
次回は8月4日とのこと

7日12日(金)
JAから共済金振込の知らせ。
こちらは住友生命と違い提出書類がほぼなかったから少額かと思いきや115,000円!
ありがたい。。。

7日28日(日)

骨折後初サーフィン

二之町 スネ オフ ▼/1R 4:29 - 5:50 スポンジボードで
Total Wave Count : 12
Longest Wave Ride Distance :  65m
2ヶ月ぶりの入水。。。海水に入っていく自分が信じられなかった。というか新鮮だった。。。
そのため、本当にリーシュするの忘れた。
波はパドルできるか確認のために入るのにちょうどいい感じで流れもなく、いい感じ
で、パドルは・・・できた。できたというか何に違和感もなく調子すら良い。
テイクオフは流石に手をつかないといけないので少し信頼性はないけど
何とかなる感じ。スポンジボードの優位性で落ち着いてテイクオフできるので確認に良かった
なんとかやれて良かったー!
海にもどってこれました!ありがとうございました。

 

骨折後初スケートボード
AIRMANスケートパーク/1R 9:00-10:00
こちらも2ヶ月ぶりのエアマンスケートパーク
パーク開場とともに入場
恐る恐る滑ってみるけどまぁひとまずベーシックなラインではボウルは周れそう
でもこけてしまい。肘を打たないまでもやはりダメージがくる。
それにビビって、その後は攻めたものはなし。
でもまぁスケボーにも戻れました。
ありがとうございます!

8日4日(水)
手の外科研究所定期検診。
久しぶりの定期検診、そして7/28日のサーフィン・スケボー以降
普通に海に入り、スケボーもし、もちろん転倒もしていて、そのたびに激痛も走っていたので
骨ずれてるんじゃないか・・・?
ひょっとして再手術!とか言われたらどうしよう・・・
と思っていたけど、順調だそうだ。
これに安堵し、自分の中で完全に解禁とした。
此れを以て骨折日記を終了とします。


【感想】
・初めての入院
初めての入院は2泊3日なので駆け抜けた感じで正直あっという間だった。
本もたくさん持ち込んだので退屈もしなかったけど
消灯9時が地味に辛く、しかも朝食も8時という、、夜の長さ!
radikoでひたすらラジオを聴いてた。

突然の入院で仕事がほとんどの仕事をキャンセルとなってしまい、多大な迷惑をお客さんと会社の人にかけてしまった。。。反省
やっぱり怪我はするもんではない。

あと手の外科研究所という「手」しか診ないかなり特殊な病院があることを知る。
専門的ですごくよかった。担当の医師もよかった。徳島の人。

お礼にお菓子など渡したかったけど、一切の贈り物は禁止ということ。

・初めての骨折
初めての骨折は意外と治療法が原始的なのがびっくりした。
だって、直接骨にコンタクトして治具を埋め込み、あとでそれを取り外す。ってなんか現代的でない感じ。
しかも完全に治らず少し不具合があることは普通らしい。
今の所、腕はまっすぐにならないし、普通に手をつく動作は痛い。けど、生活には何ら支障なし。
でも1年後にプレート外したら元に戻るのかも?
ある意味手でよかった。足とかだったら大変だったな。
なにより、サーフィンとスケボーできないようになるのだけは避けたかった。